老化防止

摂取したアラキドン酸の存在場所は?

認知症予防や学習能力の向上に効果があると注目を集めるアラキドン酸ですが、普段は食事から1日に必要な一定量を摂取することができます。
毎日使い、そして摂取し、と日々繰り返している中で、摂取したアラキドン酸は一体どこに存在しているのでしょう。

アラキドン酸はカスケードを起こしながら、様々な物質を作り出し、脳細胞を形成させたり様々な働きを行っています。

その中で、脳の機能に直接働きかける、生理活性物質であることが近年の研究でわかり、注目を集めました。脳の機能を向上させるとしてサプリメントも登場しています。
サプリメントは薬ではありませんから、手軽に入手できますし誰でも飲むことができます。

また、粉ミルクなどにも含まれているため、近年ではより私たちの身近な存在となりました。
逆に摂取しすぎるとコレステロール値の上昇や気管支ぜんそくを引き起こしかねないと言われる物質です。

そんなアラキドン酸は食事やサプリメントから摂取すると、どこへ行くのかご存知でしょうか。
まず、ホルモンに吸収されることが有名です。
「プロスタグランジン」という成分に、原料として吸収され免疫力が向上すると言われています。
別名、生体調整ホルモンとも呼ばれており悪玉コレステロールを抑制する働きも持っています。

ホルモンに吸収され体を巡っていくと、次に脳神経細胞に使われます。
つまり、摂取したアラキドン酸は脳に集まり脳細胞を活性化させるために働くのです。
具体的に言えば、細胞を囲んでいる細胞膜にアラキドン酸が存在しています。
様々な働きをここで行いますが、簡単にいえば、脳のアンチエイジングに一役買っています。

ホルモンと似た働きをしたり、脳細胞を活性化させたりと、様々な働きをすることがわかりました。
また、脳に存在するとても重要な物質だということも理解できたと思います。
普段からこのことを頭に入れておき、積極的にアラキドン酸を取り入れましょう。
色々な知識をしっかり摂り入れていきましょう。