老化防止

野菜中心の食生活にもアラキドン酸を

野菜にはビタミンやミネラルが豊富に含まれており、身体をデトックスさせるにはとても良い食材です。
ですが、野菜だけを食べる生活は健康的だといえません。
それは、大昔の日本人がなぜ「魚」を食べていたのか考えるとよくわかります。
どうしてアラキドン酸の摂取が大切なのかを一緒に考えましょう。

現代の日本人の平均寿命は、女性で80歳を超えています。
野菜と魚ばかり食べていた大昔の日本人よりも平均寿命は長いです。
どう考えると、現代の日本人はとても健康的な食生活を送っているわけですが、どうして健康的な食事に欠かせない「野菜」だけを食べないのでしょう?
それは、野菜だけでは生命維持に必要な必須脂肪酸を摂取することができないからです。

特に、脳細胞を構成するために必要なアラキドン酸を摂らなければ、現代の日本人の平均寿命はもっと短かったでしょう。
野菜中心の生活では極端に必須脂肪酸の摂取量が少ないのです。

ダイエットのための食生活をイメージしてみてください。
まず、野菜中心の生活、油は植物性油を使用し、バターやチーズなどの乳製品も食べないとしたら・・・
アラキドン酸を1日1gも摂取することができない生活となってしまいます。

アラキドン酸は食事で積極的に摂りたいですが、野菜では補えません。
もちろん、ごま油やサラダ油などの植物性油にも含まれていません。
魚や肉料理を食べてこそ必須脂肪酸を摂ることができます。
どうしても魚や肉を食べたくないという方は、卵や貝類からでもアラキドン酸を摂取することができます。
動物性食品にこだわらなくても、サプリメントで摂取するという方法もあります。

昔の日本人は魚を食べていたからこそ、まだ健康的な食生活を過ごすことができていました。
あまりにも偏った食生活を送っていると、寿命はどんどん短くなり、脳が働かなくなってしまいます。
認知症になるスピードも早いかもしれません。
そうならない為にも、野菜中心の生活を送っている方は、積極的にアラキドン酸を摂るようにしてください。