老化防止

アラキドン酸とDHAの含まれるミルク

粉ミルクは様々なメーカーから出ていますが、近年注目が集まっているのが、アラキドン酸やDHAが含まれる粉ミルクです。
DHAは乳児の脳の発達に良いと有名な話ですが、アラキドン酸もとても良い影響を与える成分です。
どういった働きがあるのかを見てみましょう。

あるメーカーの粉ミルクには、アラキドン酸とDHAが母乳と同じ濃度になるよう配合されているそうです。
アラキドン酸は、肉や卵、魚などの動物性食品に含まれていますが母乳にも含まれる成分として乳児に必要不可欠な成分です。
ミルクを飲んでいる赤ちゃんは、お肉や魚、卵などもちろん食べることができません。
ですが、乳児の脳は1歳にしてすでに大人の7割ほどに成長すると言われています。
粉ミルクは、母乳と同じだけ栄養が含まれていなければいけないのです。

普段から魚を食べる習慣がある日本人は、母乳にもDHAがたくさん含まれていると昔から言われています。
ですが母乳で育てることができないお母さんは必ずいます。
そんなお母さんと赤ちゃんのために生まれたのが、DHAが含まれている粉ミルクです。

アラキドン酸は脳細胞を構成し、免疫を調整する働きも持っているので、DHAと同じくらい必要。
そこで粉ミルクにも、母乳に含まれる一定量を含んだ商品が作られるようになったのです。

赤ちゃんの脳は、お母さんのお腹の中にいる時から生後2か月頃までが、一番成長すると言われています。
アラキドン酸を含んだミルクを飲むことで、記憶力や脳機能を高めると言われており、一般的な粉ミルクよりも注目が集まっています。

妊娠中には、しっかり食事を摂れていれば別にサプリメントなどからアラキドン酸を摂る必要はありません。
ですが、母乳をあげることができない赤ちゃんに対しては、DHAと共にしっかり含まれている粉ミルクを与えてあげるべきではないでしょうか。
とはいえ赤ちゃんも過剰摂取は厳禁です。
ガンやアトピーなどを引き起こす可能性もあるので注意しましょう。