老化防止

アラキドン酸を減らした方がメリットのあるケースとは

アラキドン酸の効果は、認知症・アルツハイマーの予防、そして成長促進、学習力を高めるなどの効果があります。
必須不飽和脂肪酸と呼ばれる成分で、食事から積極的に摂取することが勧められています。
ですが反対に、摂取を減らした方が良いケースもあります。

アラキドン酸の摂取を減らした方が良いケースは2つあります。
まず1つ目にアラキドン酸自体を減らすべきなのではなく、不飽和脂肪酸が含まれる食品を減らした方が良いケースです。

特に、肉類や卵などのコレステロール値を上昇させる可能性がある食べ物を控えた方が良い方です。
もし肉類を食べる過ぎると動脈硬化を引き起こす可能性があり、医師からとめられている場合は控えましょう。

そして2つ目に、アラキドン酸カスケードによって合成された、トロンボキサンやプロスタグランジンなどは湿疹を引き起こす可能性があります。
アレルギーをお持ちの方やアトピー性皮膚炎の方にはお勧めできません。

この2つに限らず、血管が柔らかくなり動脈硬化を引き起こす可能性もありますし、ダイエットをしていたのに急に食生活を変えて病気を引き起こすこともあります。

私達日本人の食生活ではアラキドン酸を意識して摂取しなくても、充分に摂取で来ているケースがほとんどです。
大切なのは、今どれくらい摂取で来ているかと、自分が持っている疾患は大丈夫かどうか確認することです。
不安な方は、かかりつけの医師に相談をしてみましょう。
もちろん、今摂取しすぎていると感じている方も、出来るだけ毎日少しずつ摂取することを心がけてください。

アラキドン酸は肉類に多く含まれているからと、肉ばかり食べていてはいけません。
魚にはEPAやDHAなどアラキドン酸と同じくらい重要な働きを体の中で担っている成分が含まれています。
野菜にはビタミン、ミネラルが豊富に含まれていますし、バランスよく食べることが大切ですから減らした方が良いケースも多々あることを忘れないでください。