老化防止

アラキドン酸とcox-1の役割

アラキドン酸とcox-1は、互いに良い影響をもたらす存在です。
毎日楽しく健康な生活を送るには、体内で活動している物質について知っておくことが大切ではないでしょうか。
意識して健康的な生活が送れるよう、cox-1との役割について見ていきましょう。

アラキドン酸は体内で様々な物質を作り出します。
その作り出す工程をアラキドン酸カスケードと言いますが、このカスケードの中で相互的に必要とする物質があるのです。
『生理活性物質』と言いますが、特定の生理調整機能に働きかける性質を持つ物質です。
主に総称して「酵素」と呼ばれており、カスケードの中でとても重要な物質が「cox」です。

Coxは別名シクロオキシゲナーゼと呼ばれる物質で、cox-1とcox-2があります。
cox-1は、ステロイド活性にも制御されないという特徴があり、活性型として常に体の様々な細胞に存在しています。

他にも、胃粘膜を保護したり、血流を良くする働きを持っており高血圧予防に良いとされる物質です。
cox-1が物質を発生させると、私たちの体にはとても良い影響をもたらすと言われています。
これをうまく活用すれば、相互に良い結果をもたらしてくれるかもしれません。

体内でアラキドン酸が不足すると、cox-1の働きも弱まってしまうことからアラキドン酸を摂取することはcox-1を活性化させることにも繋がります。
そして毎日のカスケードを維持することができれば、更にアラキドン酸の硬化である思考力向上や認知症予防などの硬化も期待できるかもしれないというわけです。

食事をしながら、「この食事にはこの栄養素が入っている」と意識して食べている方はあまりいないでしょう。
ですが、少しでもこういった体に必要不可欠な物質について知っておくだけで、体調不良や病気とは無縁の生活を過ごせるかもしれません。
cox-1とアラキドン酸を一定量体の中でキープすることはできないかもしれませんが、出来るだけ注意をしてみましょう。